

広告デザインが出来上がるまでの流れ
はじめまして、フィーチャーLLC.デザイナーの小濵(obama)です。
以前、副代表の南さんが広告会社ってどんな仕事をしているの? で広告会社をパートナーにするメリットについて書いていましたが、私はデザイナーとして在籍しているので、デザイン制作や制作進行について触れていこうと思います。
今回は初回なので、広告会社の制作進行について紹介します。
・広告デザイン制作の流れ
まず、ご相談いただいてからの簡単な流れについて説明します。
実際には納期や、媒体によって多少順序の入れ替わりや工程を省く場合もありますが、基本的にはこのような流れで進行します。
・打合せってどんな感じ?
広告制作の打合せは、営業がクライアントからロゴマークを作りたい!チラシを折り込みたい!お店を開くのに必要なツールが欲しい!などクライアントの要望をヒアリングしていきます。
それらに対して価格感はもちろん、多種多様な広告媒体やデザインのご提案をさせていただくのですが、その際、重要になってくるのがクライアントである会社やお店のビジョンを明確にすることです!
□ どこを打ち出したいのか?
□ 誰に向けた広告なのか?
□ どんなイメージを定着させたのか?
□ いつまでに欲しいのか?
これが明確なだけで、私たちはその中で何ができるのか?どんな広告物を打ち出せばターゲットに刺さるのか?どんなデザインがはまるのか?が見えてきます。広告は今無いものを作る仕事なので、打合せ時にしっかりと目指す方向性を共有することが大切です。
・制作開始するために何が必要?
実際にデザイン制作を開始する際にクライアントに準備していただくものを一覧にしてみました。
□ 文字原稿
□ 写真素材(入れて欲しいものがあれば)
□ 会社のロゴデータ
これらが基本的に必要なものですが、媒体によっても必要なものが変わるので、打合せ時にご提示させていただきます。
取材、撮影などを行う場合は文字原稿や写真素材の支給は不要になります。
・校正ってどうしたらいいの?
校正はデザインが手元に上がってきたものを見て、クライアントが修正箇所を指定する作業です。
校正指示のポイント
□ 誤字・脱字がないか?
□ 同じ意味の言葉について、表記が統一されているか?
□ 金額・数量・時間などの数字に間違いがないか?
□ 図や表・画像が、本文との関係に整合性があるか?
□ URLがリンク切れしていないか?
これらを校正紙(通称:カンプ)に修正する内容を赤字で入れていきます。
修正指示は必ず最新の校正紙に赤のマーカーで修正部分から外の余白へ線を引き、修正指示を書き込むと伝わり安く、修正指示の誤認識も防げます。
校正は基本的に3回程度繰り返し、完全な状態まで仕上がっての入稿となります。
期間の決まっているキャンペーンやオープン日の期日が迫った中での進行が多い広告制作では、私達もクライアントも時間との戦いになる為、これらの流れやポイントを知っていればよりスムーズに・明確に・効果的な広告を作ることができるのではないでしょうか?
まとめ
フィーチャーでは、「地方と共に歩み、地方に笑顔を増やす」と唱っているように、広告会社を知らない方、広告に関して何か問題を抱えている方のパートナーとして広告を一緒に作り上げたいと考えています。
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